ぶどうの果房と巻づるは始まりは同じ細胞。 ― 2007年08月26日 22時00分19秒
ぶどうの枝を見ていると、時々写真のように数粒のぶどうのついた房、いやとても房とは言えない粒がついている。また、巻蔓の先に粒がついたりすることもある。
通常は切り落としてしまうが、見落としている場合がある。こういう粒はとても商品にはならないのであるが、粒が大きく、味も良いことが多い。
ぶどうの枝は節で区切られているような形になっていて、節の位置に葉がついている。そして、葉のある反対側の決まった節から果房や巻づるがつく。すなわち、果房と巻づるのつく節の位置は同じなのである。果房と巻づるは、細胞の成長上では元々は同じ組織であるが、何かの拍子で果房と巻づるに変化するのである。ということです。