ボルドー液 ― 2007年04月08日 23時10分14秒

前日、 ぶどうに適用可能な農薬の中で石灰硫黄合剤とボルドー液(銅水和剤)は、有機JASで使用が許されています。共に古典的な農薬で19世紀に発見されました。石灰硫黄合剤については以前に記したので、ボルドー液について少し記します。
殺菌剤として使われる農薬で、生石灰と硫酸銅を混ぜて作り、主成分は塩基性硫酸銅カルシウムです。病気予防の効果は長く、収穫期を挟んで、夏から秋に数回使用します。ボルドー液を散布するとぶどうを包んだ袋や葉に汚らしく青白い跡が長い間残ります。1880年頃のフランスボルドーでこの汚れをぶどう盗難防止の目的で散布したそうです。その時偶然にべと病が拡がらなくなったことが確認され、農薬として使われ始めました。最近では、植物自身に植物ホルモンの一種のエチレンの分泌を促して、病気に対する抵抗性を強める働きがあることが発見されています。調剤済みの製品がICボルドーとして流通し、よく似た農薬として、Zボルドー、コサイドボルドーなどがあります。
それから、ボルドー液の最大の疑問は、酸とアルカリを混合して作るのに、塩が生じないことです。知っている人がいたら是非、教えて下さい。
巨峰パウンドケーキの切り口 ― 2007年04月09日 20時18分03秒

先日、作った巨峰パウンドケーキが食べ頃になりました。
カットしたら所をブログに載せるほど何か特徴がないので、やめようかと思ったのですが、きじママさんから「楽しみしてます」とコメント頂いたので載せる事にしました。
ぶどうのムース ― 2007年04月09日 20時31分31秒

だいぶ遅めなのですが、雨や強風で思うように進みませんでしたが、やっと昨日でフィルム張りの前半が終わりました。
普段使わない筋肉を使うので旦那は指、私は肩が筋肉痛です。
今日は次回使う部品が来るまでの中休みです。
前に紹介したぶどうジュース(冷凍保存しておいた物)を使ってムースを作りました。
ぶどうゼリーとムースの二層にしました。
写真ではぶどう色(パープル)が薄くて何のムースか分からないですね。
先日の安芸クィーンのコンフィチュールとレモンバームで飾りました。
巨峰のゼリーとムースに安芸クィーンの飾り、種類の違うぶどうでもマッチしてました。
ムースを食べて旦那は「これは、うまい」と絶賛してました。
やったね!
ここの所、花粉症か風邪でのどが腫れてる私は何を食べても味覚が鈍くなっている為、おいしく感じないんです。
もったいな~い。グスン。
桜満開 ― 2007年04月10日 20時30分24秒

最近、少し朝夕寒いので桜が長く咲いているようです。
超早期加温栽培の巨峰が入荷されているそうです ― 2007年04月10日 22時46分28秒

ぶどうの栽培方法で4月頃出荷される超早期加温栽培というのがあることを紹介しましたが、そのぶどうを入荷されている静岡市の果物屋さんのブログがありました(写真もリンクさせていただきました)。産地も長野県中野市なので栽培技能の高い方が作られたのでしょう。外観は写真である程度分かるのですが、味がどうなのかが非常に興味があります。でも、試食するにはちょっと高いかな。