ぶどう畑のできごと da Regina

ぶどうの中で巨峰の仲間はいろいろやっかいなことが起こります。できの悪い場合の一例として、写真の房のように粒の大きさや形がバラバラの房ができることがあります。この粒を並べてみるとこんな感じになります。クリック！

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巨峰のできの悪い房には、このような大きさ、形状の粒が混じっていることがあります。これらの粒を切ってみるとこんな感じになります。クリック！

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巨峰のいろんな形状の粒を切ってみると種の数が違うのがわかります？　種の数の多い方が粒が大きくなります。巨峰の場合、理屈では4個まで種が入ることがあるはずなのですが、実際は多くても3個、ほとんど2個になることが多いようです。

この中で種の入っていない粒は、種なしで売られているものとはまったく違うもので、粒は小さく、甘みも乏しいので、あまりおいしくないので、栽培中に取り除きます。

栽培していて恐ろしいのが、樹全体がこの種なしの粒になったり、花震いです。でも、このギリギリを狙うことで良いぶどうができるのです。