ぶどうの新品種ブラックビート2010年03月05日 22時48分04秒

サカタの冊子を見ていたら、ブラックビートというぶどうの新品種を始めて見つけました。なんとなく気になったのでネットで調べてみました。

植原葡萄研究所のWebにも載っていましたが、今まで気づきませんでした。そこには、「藤稔」に「ピオーネ」を交配。果粒は果粉が多く、果皮は厚く、剥きやすい。果皮を剥くと果肉に色素が残り、果芯も紫色で色素が多い。肉質は適度に締まり、多汁で美味しい。糖度は16~17度(最高19度)。酸味は少なく、渋みはなく、あっても極少ない。香りはあまりなく、食味は美味しい。ピオーネほどは濃厚ではなく、ややあっさりした味だが食べやすく、子供でも食べ始めると止まらず、ひと房全部食べるという。果皮は厚くて強く、烈果は少ない。果梗も果芯も強く、比較的脱粒に強い。 本種は、極早生の巨大粒種で着色も優れているだけでなく、品質は藤稔にピオーネの旨さが加わり、肉質も藤稔よりピオーネに近くなり締まっているので、相当人気化する品種になるのではないかと期待しているところである。とのこと。

自分流に言えばあまり好きでない「藤稔」との交配なので味に問題があるかなと第一印象。でも相手がピオーネなので少し期待できるかも。でも、カタログのように糖度は16~17度と甘み少なめ、巨峰やピオーネに比べると味は落ちるかなと予想。しかし、粒が大きく、露地栽培でも8月上旬出荷の望める極早生なので少し育ててみることにしました。

土曜日に始めて見て、月曜日に発注、木曜日に苗が着き(いつもよりかなり早い!)、今日植え付け終了。ほぼ衝動買いになりましたが、これも何かの縁と思いながら植え付けました。

美味しければいいのですが、大粒の見かけ倒しでないことを願いつつ、先が楽しみです。