デラウェアのジベレリン処理 ― 2009年04月21日 20時26分22秒
昨日、そんなに数は無いのですが、ハウス内で栽培しているデラウェアを種無しにするため、1回目の花蕾を植物ホルモンの一種であるジベレリン溶液に浸ける作業をしました。今回の1回目の処理で種を無くし、2回目の処理で粒を大きくします。
最近は巨峰やピオーネなどの品種も種無しで販売されていることが多いですが、処理時期などは異なりますが、基本的な方法はデラウェアと同じです。種なしのぶどうの方が食べやすく人気があるようですが、種有りとは味が変わってきます。品種によって味の変化の差は違うようです。デラウェアはもともと糖度の高い品種ですのであまり味は変わらないように思います。巨峰系の品種では種無しにするとやや淡泊な味になるようです。
ぶどうの味は種の有無だけでなく、栽培者や地域、天候などの他の影響も多大に関係しますので、今シーズンにぶどうを食べる際には、ぶどうの生い立ちを思いながら味わってみてはいかがでしょうか?
コメント
_ ハル★ ― 2009/04/21 23:41
_ matsu ― 2009/04/22 21:06
農学は不勉強なので、on the job trainingで勉強しています。工学とは違い、何事にもパラメータが多いので、文献等のデータを見てもあの条件はどうなっているのだろう?こっちは・・・?などと考えてしまうのでなかなか読み進められません。まあ、実践では何とかなっているような気がしますが(^^;)
実は、ハル、大学では農学を学んできました。
植物ホルモンに関してもいろいろと実験したりしたのでよく覚えています。
ぶどうはだいすきですが、前にぶどう狩りにいって
あまりにもすごいいきおいでぶどうをたべて種までごくりしちゃったときにはとてもあせりました。ふふふ。
今年は、松浦さんのところのおぶどうを一番に購入していっぱい食べたいと思います(^0^)いまから楽しみーーー♪わくわくしちゃいますね★