ぶどうの苗を植える前の荒れた畑の様子(1/2)2009年01月31日 15時50分01秒

ぶどうの苗を植える前の荒れた畑の様子

今までぶどう畑を始める頃の記事を書いたことがなかったので、少し書いてみたいと思います。

写真は約7年程前、ぶどうの苗を植える前の荒れた畑の様子です。奥の方の開けた所は苗木屋さんの畑です。その前までがうちの畑で全体の約半分くらいが写っています。以前、ぶどう畑だった所なのでぶどう棚はありましたが、棚の下は雑草だらけで何も見えません(。>_<。)

手前の方の雑草はススキやアワダチソウなどなので刈払機(エンジン付きの草刈り機)で刈るとそんなに手間はかかりません。

しかし、壊れた車の向こう側は全て葛で覆われていました。葛はツル性の植物で根は精製して高級和菓子に使う本葛粉や風邪薬の材料になります。生長はすさまじいく、低木なら覆い隠してしまい、高木や竹などには絡みついてどんどん登っていき、場合によっては絡みついた木々をへし折ってしまうこともあります。

このような葛が約50aのぶどう棚に絡みつき、棚の下は数m先も見えない程で何が出てくるのか分からないようなジャングル状態でした。機械で刈るわけにも行かず、一本一本、棚の針金に絡みついているツルを手で切っていきました。それだけで1年弱程、費やしました。”我ながらよく1年でできたな”と近くの山の葛を見ると思い起こされます。

ぶどうの苗を植える前の荒れた畑の様子(2/2)2009年01月31日 16時07分08秒

葛のジャングルを切り開く

写真はぶどう棚に絡みついた葛のジャングルに一本の道を開けた所です。葛のジャングルには葛以外の植物もほとんど生えず、鳥の巣もできないほど生い茂っていました。