携帯と言えば昔…2008年11月26日 20時05分42秒

携帯で思い出したのですが、ちょうど寒くなりかけた今頃だったと思う。

まだサラリーマンをしていた十数年前、会社の帰りに健康のため、川崎から鶴見まで第二京浜(国道1号線)を歩いて帰ることがあった。テクテク歩いている横を車がひっきりなしに追い越していくのを見ながら、排気ガスを吸ってでも健康なのかなあと思いつつ歩いていた。

今は変わっているかもしれないが当時、尻手の方から鶴見川の土手にさしかかる緩い上り坂あたりは、上り車線側に東洋製罐の工場があって明るかったが、下り車線側の歩道には走る車の灯り程度しかなく、人とすれ違うこともほとんどない所だった。

ところがある日、追い越していく車のライトで歩道の上に白いものが見えた。近づいていくと白いダウンジャケットを着た女の人が横向きに倒れている!

さらに近づいても、動く気配もない。

事故か何かで倒れてる?まさか死んでいる?………

とりあえず声をかけてみた。

「大丈夫ですか?」

すると、その若い女の人は急にこっちに振り向きつつ立ち上がって、

「あっ!大丈夫です。電話してました!!」

片手には携帯電話をもって、ビックリした顔でこっちを見ていた。

ビックリしたのはこっちだ。肌寒い暗い人通りもほとんどない歩道の上で寝っ転がって誰が電話していると思います?という事件でした。