ぶどうの葉2007年05月12日 19時31分01秒

ぶどうの品種によって、葉にも特徴があります。左側の写真はアメリカ系ブドウとヨーロッパ系ブドウを交配した巨峰の仲間の黄玉、右側はマスカットアレキサンドリア(アレキ)などのヨーロッパ系ブドウのロザキという品種の葉です。

共に果実は緑系色の品種ですが、アメリカ系ブドウの流れをくむ巨峰系は緑色が濃く、葉も厚く、堂々とした感じであるのに対して、ヨーロッパ系は鮮やかな薄緑色で、葉も薄く、繊細な感じがします。葉だけでなく花房や果実の味にまで、この傾向があるように思います。

今まで経験した中では、日本では巨峰やデラウェアなどのアメリカ系ブドウの流れをくむブドウの味を好む人でも、アレキなどのヨーロッパ系ブドウの味を嫌う人が時々いるようです。ぶどうは品種によって、味や香りなどがかなり変わることもあるので、人によって好みも変わってきますね。味や香りは品種の違いだけでなく、作る人によってもかなり変わることもありますが…。

巨峰の花房の観察日記82007年05月12日 20時09分32秒

今日はセミが鳴いていました。爽やかないい天気で出てきたのでしょう。気温は最低6.4℃、最高24.7℃。

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